「今日、晩ごはん何にしよう…?」
1日の終わりが近づくたびに、頭をよぎる“献立プレッシャー”。
特別な料理じゃなくていい。簡単なものでいい。
でも、毎日のことだからこそ、考えるのがしんどくなる日もあるんですよね。
わが家では、そんな悩みを少しでも減らすために、家族みんなで“献立会議”をすることにしました。
今回は、家族で夕飯を決める楽しさと、献立をラクにする工夫をご紹介します。
「うちもやってみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。
今夜の献立、だれか決めて〜!
「冷蔵庫に何があるか問題」との戦い
仕事や用事でクタクタの夕方、冷蔵庫を開けてみる。
「卵…はあるけど、野菜が心もとない。鶏むね、あったかな?」
そして閉める。また開ける。
とりあえず冷蔵庫を見るけど、何も決まらない魔のループ。
「買い物行く気力はないし、デリバリーは予算オーバーだし…」
と、冷蔵庫の前でため息が出る日、ありますよね。
「何でもいい」って言うけど、本当に?
ママが「今日なに食べたい?」と聞くと、たいてい返ってくるのは「何でもいいよ〜」のひと言。
でもその後、カレーを出すと「昨日もカレーだったじゃん」と言われる理不尽(笑)
“何でもいい”は本心じゃない。
みんな本当はちょっとずつ“食べたいもの”がある。
なら、最初から一緒に考えた方がラクかもしれない——そんな思いから、わが家の「献立会議」が始まりました。
わが家の“献立会議”スタート!
ホワイトボードに希望を書き出してみた
ある日、思いきってキッチン横にホワイトボードを設置。
「今週食べたいもの、1人1つずつ書いてみよ〜」と家族に声をかけました。
・パパ → 「とんかつ」
・みさき → 「ミートソースパスタ」
・そうた → 「からあげ!」
・ママ → 「鍋でラクしたい…」
この候補を見て、どれをいつ食べるかを“多数決”や“くじ引き”で決める方式に。
“決めるのが楽しい”という流れが生まれました。
子どもたちも参加できる献立づくり
「何が食べたい?」と聞くと、そうたは「茶色いおかずがいい!」と大まかすぎる答え(笑)
でもそれも立派な希望です。
みさきは「野菜も食べた方がいいよね」と、意外とバランスを考えた提案をしてくれることも。
子どもが献立づくりに参加することで、自分の食事に責任感が生まれる…というのは嬉しい誤算でした。
毎日のごはん、無理しすぎない工夫
冷凍ストックとレトルトを味方に
「手作りじゃなきゃダメ」なんて思っていたのは昔の話。
今は、冷凍野菜・レトルトカレー・市販のミールキットなど、頼れるものはどんどん使います。
特に「月曜は丼ものの日」「木曜は冷凍庫活用の日」とざっくりルールを決めておくと、グッとラクに。
迷う時間が減るだけでも、気持ちが軽くなります。
ミールキットや献立サブスクが気になってきた
最近は、“考えなくていい”サービスにも興味が。
「材料とレシピが届く」ミールキットや、献立を提案してくれるアプリ。
いろいろ調べてみると、忙しい家庭にぴったりのものも多いとわかってきました。
「料理をする」というより、「ごはん時間を一緒に楽しむ」が目的なら、
サービスに頼るのも立派な選択肢だなと思うようになってきました。
さいごに|献立は、会話から生まれる
ごはんを決める時間って、めんどうで、でもちょっと大事な時間。
家族の気分や体調、予定や季節を感じられる、意外と“今”を映す時間なんですよね。
毎日続くからこそ、一人で抱えず、家族とシェアして楽しむ工夫を。
わが家の「献立会議」が、そのきっかけになってくれたように感じます。
次回は、**「日曜午後の“お昼寝バトル”」**をテーマにお届けします。
ご期待ください!
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