「ねえ、神様って、ほんとうにいるのかな?」
ある夜、わが子がぽつりとつぶやいたその言葉に、胸が締めつけられたことがあります。
正しいことを伝えているのに、うまく届かない。
声をあげる勇気が、どうしても持てない。
――子どもたちが直面する“理不尽”は、大人が想像する以上に深く、静かです。
今回ご紹介する『僕らは、神様を訴えることにした』は、そんな「小さな声」を正面からすくいあげる一冊。
読み終えた後、親として、ひとりの人間として、「聞くこと」の大切さを再認識させられました。
正義ってなんだろう?を親子で考える物語
この本は、神様に“訴える”という大胆なタイトルとは裏腹に、繊細で静かな子どもたちの叫びを描いた物語です。
舞台は、理不尽な校則や先生の対応に悩む小学校。
ある事件をきっかけに、主人公たちは“神様”に「訴える」というかたちで、自分たちの思いを表現しようとします。
読みながら、「声をあげることの難しさ」「真面目な子ほど傷ついてしまう社会構造」がひしひしと伝わってきて、胸が痛みました。

「うちの子にも、こういう想いがあるかもしれない」
読者として、この本を手に取ったきっかけは、うちの子が最近「学校のことをあまり話さないな」と感じていたから。
読んでいくうちに、まるで“声にならなかった我が子の気持ち”を代弁してくれているように感じました。
子どもは、理不尽を感じても、それをどう言葉にしていいかわからないことがあります。
この本は、そうした「もやもや」に寄り添いながら、「一緒に考えていこう」と伝えてくれる存在です。

教育関係者やママ友にもおすすめしたい
子育て中の方はもちろん、先生や教育関係者にもぜひ読んでほしい一冊。
社会の“当たり前”が子どもにどんな影響を与えているのか。
大人たちが無意識に見落としている問題を、子どもの目線で描いてくれています。
また、読後には親子で話し合いたくなるテーマも満載。
「もしうちの学校で同じことがあったらどうする?」
そんな会話が、子どもの自己肯定感を育てるきっかけにもなるはずです。
まとめ|“神様”に訴えた先に、見えてくるもの
『僕らは、神様を訴えることにした』は、「正しさとは何か」「声をあげるとはどういうことか」を深く問いかける作品でした。
日々の忙しさに流されがちな大人こそ、立ち止まって読みたい一冊です。
読後は、きっと子どもの瞳の奥にある小さな“叫び”を、そっと見つめ直したくなるはず。
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