自信がない私を救った本
「私って、なんでこんなに自信がないんだろう…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか？
毎日、家事に育児、仕事に追われて、手を抜く暇もないのに——。
ふとした瞬間に「私なんて…」と自分を否定してしまう。
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、『「自信がないあなた」こそ、世界を変える』です。
著者は、かつて引きこもりだった経験を持ち、心理学修士を取得してメンタルケア講師になった方。だからこそ、「自信のなさ」とどう向き合えばいいのかを、理屈だけでなく、体験からやさしく語ってくれます。
本の概要
この本が教えてくれるのは、「自信を持つ方法」ではありません。
むしろ、「自信がなくても一歩進める方法」です。
- 自己否定をやわらげる考え方
- 不安や緊張を力に変えるコツ
- 人と比べてしまう癖を手放すヒント
- 自己表現が少し楽になる習慣
12のテーマに分かれ、心理学的な根拠と著者自身のエピソードが交互に登場するので、読むほどに「私だけじゃないんだ」と安心できます。
感じたこと
読んでいて、心がふっと軽くなる瞬間が何度もありました。
特に響いたのは、「自信があるかどうかより、自分の一歩を大事にする」という考え方。
子育て中は、“できて当たり前”のことが多くて、誰も褒めてくれない日々が続きます。そんな中で「今の私のままでいい」と思えるだけで、肩の力が抜けました。
また、重いテーマもユーモアを交えて書かれているので、夜寝る前の10分読書にもぴったりです。
こんな人におすすめ
- 家事・育児・仕事で自己肯定感が下がっているママ
- 人と比べて落ち込みやすい方
- 自分に厳しすぎると感じている方
- 人前で話すのが苦手な方
まとめ
この本は、「自信を持つための本」ではなく、「自信がないまま進める勇気をくれる本」です。
もし今、「私なんて…」と感じているなら、この本を開くだけで、明日の景色が少し違って見えるかもしれません。
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