「今月ちょっと赤字かも…?」
ママのぽつりとしたひと言が、わが家の“家計簿会議”のはじまりでした。
これまでなんとなくやりくりしてきた家計。
でも、子どもたちの成長や生活スタイルの変化で、見直しが必要なタイミングに。
とはいえ、かた苦しいのは続かない。
わが家流の“ゆるくてリアルな家計簿会議”と、お金と向き合う小さな工夫をまとめてみました。
きっかけは「今月ちょっと赤字かも…?」
ママのひと言で始まった“見直しタイム”
ある週末の夜。
レシートを片手にスマホを見ながら、あかねママがつぶやいたのがきっかけ。
「今月、ちょっと使いすぎたかも…」
家計簿アプリを開いてみると、なんとなく使っていた外食費や、
「気づけば増えてた日用品のまとめ買い」が意外と響いていてびっくり。
「とりあえず、どこから見直そうか?」と、“お金の見える化”が動き出しました。
パパも「俺もちゃんと知っといた方がいいかも」
それを見ていたたけしパパも、「カードの引き落としって何があるんだっけ?」と真剣に確認。
「えっ、これって毎月自動で引かれてたの?」「このサブスク、誰が使ってる?」と、
“使ってるつもりだったけど使ってなかったサービス”がいくつも発見されました。
夫婦で家計を“共有する感覚”が、ようやく芽生えた瞬間だったかもしれません。
家計簿会議、どう進めてる?
週末10分の“お茶しながら作戦会議”
わが家の家計簿会議は、「土曜の夜に10分だけ」。
子どもたちが寝たあと、コーヒーを片手に、今月の支出と気づいた点を軽く話すスタイルです。
- 今月よく使ったジャンルは?
- 来月はどう調整する?
- 意外と削れそうな出費は?
と、“反省”ではなく“作戦会議”として話すと、気持ちもラク。
「じゃあ、来月はお弁当増やして外食を1回減らすか」など、無理のない目標を決めています。
固定費とサブスク、やっと見直しに着手
この機会にやったのが、固定費の洗い出し&サブスク整理。
- スマホ代:プランが古かったので見直し
- 動画・音楽系サブスク:今見てないものは一時停止
- 保険:内容をちゃんと確認(これが一番大変)
見直してみると、「使ってないのに毎月引かれてた…」が想像以上に多くてびっくり。
子どもたちとも“ちょっとずつ”お金の話
みさきには「おこづかいの使い方」から
みさきには「おこづかいで買うモノ、どうやって決めてる?」と聞いてみるところからスタート。
一緒に「欲しいものリスト」を作って、
「それって本当に今必要?」「どれから買う?」と、優先順位の考え方をシェアしました。
「じゃあ、今月はガチャじゃなくて新しい本にする!」という選択に、思わず拍手。
“自分で選ぶ力”を育てるのも、お金の大切な役割ですね。
そうたには「貯金箱ゲーム」スタート
そうたには、「つかう・ためる・ゆずる」3つの貯金箱を導入。
毎月のおこづかいをシールで貼って見える化しながら分ける“ゲーム形式”で進めています。
「ゆずる」=寄付や誰かにプレゼント、という考え方も少しずつ伝えていて、
「ママにおかし買ってあげたいな〜」と呟かれた日は、思わず泣きそうになりました。
さいごに|家計簿は“家族の価値観”の見える化
お金の話って、なんとなく避けてしまいがち。
でも、向き合ってみるとそこには**“わが家らしさ”や“価値観”**がにじんでいて、
「誰のために」「何を大切にして」「どう暮らしたいか」が見えてくる気がします。
完璧じゃなくていい。
月1回でも、10分だけでも、“お金について話す時間”をもつこと。
それが、これからのわが家にとって大切な習慣になりそうです。
次回は、「“日常の中のありがとう”を伝える習慣」についてお届け予定です!
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