最近、ちょっと疲れていたんです。
子育てに、仕事に、家のこと。毎日がんばっているつもりだけど、ふと、心がからっぽになる瞬間ってありませんか?
そんなとき、Amazon Kindleで見つけた1冊が、この『君が勇者だったなんて、僕は知らなかった』。
タイトルの切なさにひかれて読み始めたのに、気づけば夜中、ひとりで涙を流していました。
これは、「あの頃の友情」と「失われた記憶」が交差する、優しくてちょっと苦しい青春ライトノベルです。
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タイトルの“破壊力”がすごい
まず、「君が勇者だったなんて、僕は知らなかった」ってタイトル、反則じゃないですか?
まるで、自分だけが知らなかった秘密を、物語の中で追体験していくような…
ページをめくるたび、かつての親友と再会する少年の気持ちに、自分もリンクしてしまいました。
私は学生時代に、親友と喧嘩して、そのまま疎遠になってしまった経験があります。
だからこそ、主人公の葛藤や、語られない「空白の記憶」が痛いほど胸に響いたんです。
学園×ファンタジー×ミステリーが絶妙
この作品、ただの学園モノでも、ただの異世界ファンタジーでもありません。
・勇者だった記憶を失った少年
・その親友だった“彼”との再会
・学校で繰り返される不思議な出来事
・現実と記憶が、少しずつつながっていくラスト…
それぞれの要素がバランスよく配置されていて、最後の1ページまで読み終えたとき、静かに涙が溢れました。
決して大げさじゃない演出なのに、じわじわと感情が押し寄せてくるんです。
特に母親世代にとっては、「子どもたちの葛藤」をどこか親目線で見守るような感覚にもなれます。
“強さ”ってなんだろう?を問う物語
この物語は、ただ「勇者だった!」と驚くだけの話ではありません。
記憶をなくしたことも、“勇者として戦った”ことも、全部が「心の奥にしまい込んだ過去」なんです。
それを、もう一度自分の中で受け止めて、誰かのために行動する――。
それが本当の“強さ”なんじゃないかな、と気づかされました。
私も、母として子どもを守る日々の中で、ふと「私は強くあらねば」と自分に言い聞かせる瞬間があります。
でも、強さって無理に作るものじゃなくて、「誰かのために一歩踏み出す勇気」なのかもしれません。
忙しいママにもおすすめの読書タイムに
ライトノベルなので、文章も読みやすくてテンポがよく、短い時間でもサクサク読めるのがありがたいです。
私は夕食の片づけ後、寝る前にベッドで読書タイムをとっているんですが、スマホのKindleアプリで手軽に読めました。
ちょっと泣きたいとき、心をリセットしたいとき、
思春期の子どもと向き合うヒントをもらいたいとき、
この1冊、きっと力になってくれますよ。
『君が勇者だったなんて、僕は知らなかった』は、こちらから読めます
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